タンニン染とは

タンニン染とは

 

仕上がった生地の控えをチェックします

タンニン染め

わたしたちの染めるタンニン染めとは料理で黒豆を煮るときに鉄くぎを入れると色がより黒くなるという事を聞いたことがあると思います、その原理で染めています
1、タンニンの含まれている粉を生地に含ませて機械で染めます手染めではありません。化学染料や顔料などは使いません

2、帆布(キャンバス)と呼ばれる綿100%の生地を使います
 岡山・倉敷の機屋さんで織られたものです。生地のしっかり感(ボリューム感)が変わらないために20年同じ機屋さんの物を使っています
使い込んだ味(ビンテージ)をだすために染めた後にもみ洗いの加工を加えます でこぼこのあるシワが特徴です
3、定番在庫商品です 1反(23m前後)の単位での販売です
初回だけサンプルカットをいたします。少ない数でも継続することをモットーに在庫しています
4、サステナブルな素材としておすすめです
地球温暖化ストップのために素材も大量消費時代から限られた資源を大切にして
エコロジーでファッショナブルな素材が最近のテーマです。
 わたし達が進めているタンニン染めは20年の実績があり継続しています
5、タンニン染めの良いところ
タンニンは天然の樹脂なので仕上がりがしっかりしてヘタリ感がありません ”色が生きている ”経年変化で微妙に色が変わります          使う人が愛着を感じる製品素材です

タンニンとは 植物が持っている苦味や渋み辛い味の成分です 樹皮、樹、葉、果実を外敵から守る役目をします
ポルフェノールと呼ばれ 薬品、化粧品、酸化防止剤や革のなめし材として使われています
 cf:柿渋染めもタンニンですが、色を一定にするために顔料で調整します

 

 

 

タンニン染の本当の良さは 何,,,? 不思議なことに,色が少しずつですが 変化します.生き物の様に,タンニンが大気に触れて段々良い雰囲気になっていくのです.半年,一年,二年 時と共に深みを増していきます.

化学染料との違い タンニンで染めた色は全くの自然の色です。 タンニンで表現出来る色は限られます。茶系の色表現が主になります。

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鉄媒染で濃茶に変化させた生地を最終工程で水洗いをしている状態

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ジッカー染色機:生地をタンニン液の中をくぐらせて巻き上げている現場

 

織物工場 ベースの生地は帆布と呼ばれる織物です。岡山県倉敷児島の機屋(はたや)さんのシャトル織機で織られます
品質と能率が求められる織物機械は高速で傷のないものになりましたが、昔ながらの織り機の良さは見目より重厚感です。丈夫さを求めるわたし達にピッタシの素材です
 戦後70年働き続ける織機の部品は廃業した会社から引き取った織機を分解して再生しています

染工場   京都東寺の近くにある60年続く町工場です。京都の地下水脈は豊富です。その水をくみ上げて使っています
 密度の混んだ織物にタンニンの粉を染み込ませる作業は化学染料を染める数倍の手間隙がかかります。数値と時間のレシピで作業がすすむのと違い、職人技が求められます。開発から20年 信頼できる環境ができています
洗い工場 最終仕上げの工場です 広島県福山市にあります
 ジーンズ製品を洗う工場さんです。 タンニン樹脂で板状になった生地をドラムの中に押し込んで洗います やむなく柔軟剤のお世話になります。この工程でデコボコの表面感とシワが生まれ、使い込んだ雰囲気になります
生地の問題点について
について
 高速織機ではなく古い自動力織機で織っています そのため糸のつなぎ目、織キズが幾分多めです。1反23mでは5箇所以内は
 認めています。高速織機よりもしっかり織り込める力織機にこだわっているためです
染めについて
 反物の染めは1反の中でも同じではありません。両端、まき始めと終わりの方は微妙に違いますのでご注意ください
 化学染料で染めた場合と同程度の堅牢度です。湿った状態でこすった場合は他のものに色がつきます。
 乾燥した状態のタンニン染めでは 薄茶濃茶 4級 黒 2級
         湿った状態では 薄茶濃茶 2級 黒 1級
  ドロ染黒は インディゴ染料で染めたデニムと同じレベルです
今までにお客様から色落ちについての苦情はございません。有名ブランドでのご使用もございますが
十分な使用説明が大切です

 


洗い加工について,反物23mの中ほどに1箇所繋ぎ目があります。これは洗う際に12mほどにしてドラムの中で洗う為です。長いままで洗うと洗い皺が大きくなるためです,

生地の巻き込まれている内側が表です。織り方は平織りのためにどちらを表にしても変わりません。見かけの悪い所が時々ありますので,その際は問題のない方を表にしてください
不良箇所のある所は生地の耳に赤テープの印が入っています。注意の印です

 

日光堅牢度のテストを強い太陽の下で行いました
強烈な太陽の下では1週間もすると色が飛んでしまう事が判りました
普段の使い方ではこのような事は起こりません
クロゼットに保管してお使いください
タンニンが空気に触れることで微妙に色が変っていきます