熟柿の汁がシャツに!

シャツにシミがついた

洗濯をしても落ちません。 漂白剤も効果なし
柿タンニンです。 化学染料なら漂白剤で落ちますが
固着してしまった訳です。
タンニンは媒染剤,,昔は釘や灰を入れて色を反応させ固着させました。
私の進めるタンニン染めも,,同様の効果があり
あれ? もっと濃くしたい,,やり直したい!
等とほざいても,,後の祭りです
この色で我慢しなさいとの神のお告げみたいなもの

結局,,染め職人さまの経験にゆだねる訳です
職人の感です。 料理長のさじ加減です

その年に収穫するタンニン,どこで採れたか?
入荷したものが,前回と同じではありません。

そんな訳ですから,10年も同じ職人と同じ機屋の布を
使っています。 あそこが安いので仕入れ先を変更します,,等と言うことは絶対出来ません

そのような訳で,,最近の上がりのぶれは まず 殆ど
変わらぬ様になっております

 

風邪が入ったけれど のぞみ に乗る

半年ぶりに東京に出かけた
風邪が入って,,喉がいかれた。 そんな状態で行くの?
スケジュールが決まっていたので,相手の迷惑も考えず
強行。 その数日前のマラソンが病状を悪化させた感じだ

お昼時,京都の染工場で打ち合わせ,のぞみに飛び乗って
東京に 新規の織物企画でタンニン染めをするのだ
織りの出来がイマイチだ 修正を機屋さんに再交渉をして,作業を進めることに。 気心の知れた関係の人達なので
あうんの呼吸で話が進行する
12月には納品出来ることになる

夜7時,飯田橋で知人と呑む,, 風邪を引いても
酒は呑める。11時まで,,オーガニックのシーツの製品の相談。 意外と生地が縮むこと,お洒落にデザイン修正,,
そんな相談も含めた飲み会だった

翌日新規のお客様の会社に挨拶,,
体調も考えて,,早めにのぞみに乗る
京都着 7時 伊勢丹で弁当を購入して帰宅

元気そうですね! 等と言われたが,,此方は風邪引き,,免疫がなくなってきた証拠だ
ハードな行動はしばらく自重しないといけない

 

私のこだわり

好みのこだわり
物を選ぶ時にはこだわる
人と付合う時も 誰でも良い訳ではない
ごまかしの多い人とは付合わない
様は好きな事に集中する
元気は頃は 山に登った カヌーで急流に挑戦した
お陰で今も健康だ

織物の仕事も50年が経過した
”こだわり”は ここでも
やはり天然素材の綿が良い
残念だけれど,綿花はアメリカや中国になる.糸にするには日本だ
機屋さんは岡山倉敷の児島地区 織りは帆布

染める,タンニン染めに”こだわり”
京都の東寺の近くの染工場だ. 古ぼけたスレート引きのみすぼらしい工場
戦後からだから わたしの年齢と同じ程経つ
地下水は伏見の酒と同じだ,,                   その水と イタリーから届くタンニンパウダー
で染めている
京都では柿渋が主流だが,色の感じは日本の伝統色
帆布のタンニン染めは 日本的ではない
洒落た感じに色が動く,,どことなくイタリー的である
これも20年が経過  良い物は 継続する

食にもこだわる
いつの間にか島根でシイタケを栽培することに
即席栽培の菌床栽培ではなく,自然のままに育てる
非能率ながら,香りや触感,うまみが良い
重労働だ  原木の伐採には危険が伴う
機敏な対応には敏捷な肉体が欠かせぬ
ジムで鍛えたりロードレーサーで湖畔を走る

高齢でも自由人でいたい

今日は買い出しと料理

今日の出来事 買い出し
一升瓶は滋賀の酒 香の泉 ネギ 鳥むね肉 大根 木綿豆腐 ブリのアラ
シイタケ カボチャ トマト キュウリ を買ってくる

日曜夕方 スーパーに買い出し
エコバッグでは心配なので(一升瓶です)
永年愛用のエバグリーンワークスの手提げバッグ
を,,長ネギも少しはみ出るくらい.

今晩はブリのアラ煮 圧力釜で煮ると骨まで美味しい
日本酒 香の泉 は口当たりの良い滋賀の酒だ

手提げバッグは かれこれ5年は使っている
汚れたり,シミが入ったりしているがタンニン染の良さが
出てきた. 使い込むとさらに味が出るなぁ!

 

人と違うこと

人と違うと いじめられる
これは子供の頃からの経験だ
一緒に居ても,何故か同じ気分になれない
それなりに努力をしたものだ
ある頃から,自分は自分だ 一人でも良いのだ
と云う感覚になった
一人遊びが楽しくなった

モノづくりも 何処か違う物を考える様になった
Aがもてはやされる時には Bを
反体制派? みたいだけど 案外まじめに考える

織物の仕事でも 良品を作り出す方に関心が行く
良いものを安く売るという感覚では継続は困難だ
人まねは楽だが,継続は無理
情報は簡単に手に入る時代 人が何をやっているか?
気にしないで,自分は自分だの世界に入り込むこと
時間は貴重だ
人が何を作っているか?  出来たら無関心でいたい
どうしても影響を受けてしまうから

タンニン染めを20年はやっている
新しい風が吹き始めた感じがする
6号帆布でのレンガ色
前回より良い上がりになった
赤ワインを作る行程で使われるケブラチョ
色が変わる のが うれしい!

結局 私生活でも 変わっていると思われる様だ
カミさんは 超生真面目で人並みの生活を好む
小言の絶えない日々,,
聴力が鈍ったかも

古い土壁に板をはって,タンニンで染めてみた

土壁だけだと,雨風に弱く崩れてしまう
田舎を離れて60年は経ったので,きっと100年近く昔の
建物だけれど,まだ現役です
今回は杉板を張って,その上にタンニン染めをしてみました
ペンキを塗るより簡単. タンニンの粉を水で溶いて
布地に浸して,雑巾で拭くようにするだけで良い
経年変化が楽しめるのです

タンニン染めで板を染める
段々と色が濃くなってきます

 

9号タンニン染めのバッグ

evergreenworks ミノザとチェストナットの粉と媒染剤,,最終洗い加工で仕上げています. 洗う事でビンテージ風に出来上がりますが,さらに使い込めばタンニンの変化で化学染料での染めとの違いが出てきます.
evergreenworks
タンニン染め 9号帆布

使うほどに味わいが深まるタンニン染めには
ヘビーデューティーな素材でなければなりません.
岡山倉敷市児島地区には古くから残るシャトル織機で帆布が織られます
時間や手間がかかります でも破れや引き裂きの強度は抜群

evergreenworks
タンニン染め (5年使用)

最後は縫製力が決め手でしょう
簡単な縫い方では使用に堪えられず,タンニン染めの良さがでません
購入されて使って1年2年,,このバッグ良いね! と言われるようになります
機を織る人,染める人,洗う人,縫う人,お客様に売る人
そして買って使っていただく人
タンニン染めが継続する力です

 

 

 

職人の技にまかせる事


染める。
機械染め。手染めでタンニンを染める。これは出来ても,大量に同じようには出来ません。機械で染めれば良い。しかし化学染料の染めといは
違い,その時の状況で同じ色にはなり難い。
私は職人の技にかける事にした
一旦染めれば,化学染料とちがって色落としは出来ない
その色を良しとして使うしかない
そして10年の歳月が過ぎた。 何百回も染めて,経験が技になった

タンニンとは別名ポリフェノール

私達の体は免疫力によって細菌やウイルスを防御しています
免疫力が弱ると風邪を引いたりガン細胞が活発になるのです。
植物も同じように外敵から身を守るために同じような事をするポルフェノールという組織で外敵と戦います。
別名タンニンです
腐り難い栗の樹,虫を寄せ付けないミモザなどを使って私達は医薬品
食品などに利用しています。皮をなめして腐らない様にしたり,柔らかな風合いにするためにも古くから使われてきました
日本では柿渋が防水防腐剤染色材として一般的に使われてきました。 私達は革の工場で使われているタンニンの粉を使って
帆布を染めています。 柿渋が東洋的な発色ならヨーロッパから輸入するタンニンは西洋的な発色といえましょう。
経年変化があり,光と空気に触れる事で少しずつ色の変化があり,これが魅力の染めとなっています。
草木染めとして作られている商品は色が褪せるために,化学染料との併用で販売される場合が多いです。
機械染めをする事でコストも抑えて作られ,職人の経験も重なり
皆様に継続して利用頂く商品になっています

防水とは タンニン染帆布には防水はしていません

帆布という生地に防水加工は必要か?
化学染料で染める帆布の最終工程で防水加工をやっています。
撥水加工,パラフィン加工,完全防水等
良く聞かれますが,タンニン染め帆布は防水していますか?
実はしていません。 その加工をするべきか?で悩みました
あくまで染めは天然染料にこだわって,最後に油を使うのか?
という事ですよ。
9号帆布と6号帆布は共に織物としては密度の詰まったものです
そしてリング糸でシャトル織機でしっかり織込まれています
また,最終工程では洗い加工で密度がしまります。
まあ,透かして見ようとしても,すき間は無い訳です
多少の雨なら中までしみません。 そして水分が糸を膨張させるので
濡れはしても,数時間の雨なら問題は無いです。
心配なら 濡れて困るものは ビニール等でくるんで入れて下さい

タンニン染め