9号タンニン染めのバッグ

evergreenworks ミノザとチェストナットの粉と媒染剤,,最終洗い加工で仕上げています. 洗う事でビンテージ風に出来上がりますが,さらに使い込めばタンニンの変化で化学染料での染めとの違いが出てきます.
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タンニン染め 9号帆布

使うほどに味わいが深まるタンニン染めには
ヘビーデューティーな素材でなければなりません.
岡山倉敷市児島地区には古くから残るシャトル織機で帆布が織られます
時間や手間がかかります でも破れや引き裂きの強度は抜群

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タンニン染め (5年使用)

最後は縫製力が決め手でしょう
簡単な縫い方では使用に堪えられず,タンニン染めの良さがでません
購入されて使って1年2年,,このバッグ良いね! と言われるようになります
機を織る人,染める人,洗う人,縫う人,お客様に売る人
そして買って使っていただく人
タンニン染めが継続する力です

 

 

 

職人の技


染める。
機械染め。手染めでタンニンを染める。これは出来ても,大量に同じようには出来ません。機械で染めれば良い。しかし化学染料の染めといは
違い,その時の状況で同じ色にはなり難い。
私は職人の技にかける事にした
一旦染めれば,化学染料とちがって色落としは出来ない
その色を良しとして使うしかない
そして10年の歳月が過ぎた。 何百回も染めて,経験が技になった

タンニンとは別名ポリフェノール

私達の体は免疫力によって細菌やウイルスを防御しています
免疫力が弱ると風邪を引いたりガン細胞が活発になるのです。
植物も同じように外敵から身を守るために同じような事をするポルフェノールという組織で外敵と戦います。
別名タンニンです
腐り難い栗の樹,虫を寄せ付けないミモザなどを使って私達は医薬品
食品などに利用しています。皮をなめして腐らない様にしたり,柔らかな風合いにするためにも古くから使われてきました
日本では柿渋が防水防腐剤染色材として一般的に使われてきました。 私達は革の工場で使われているタンニンの粉を使って
帆布を染めています。 柿渋が東洋的な発色ならヨーロッパから輸入するタンニンは西洋的な発色といえましょう。
経年変化があり,光と空気に触れる事で少しずつ色の変化があり,これが魅力の染めとなっています。
草木染めとして作られている商品は色が褪せるために,化学染料との併用で販売される場合が多いです。
機械染めをする事でコストも抑えて作られ,職人の経験も重なり
皆様に継続して利用頂く商品になっています

防水とは タンニン染帆布には防水はしていません

帆布という生地に防水加工は必要か?
化学染料で染める帆布の最終工程で防水加工をやっています。
撥水加工,パラフィン加工,完全防水等
良く聞かれますが,タンニン染め帆布は防水していますか?
実はしていません。 その加工をするべきか?で悩みました
あくまで染めは天然染料にこだわって,最後に油を使うのか?
という事ですよ。
9号帆布と6号帆布は共に織物としては密度の詰まったものです
そしてリング糸でシャトル織機でしっかり織込まれています
また,最終工程では洗い加工で密度がしまります。
まあ,透かして見ようとしても,すき間は無い訳です
多少の雨なら中までしみません。 そして水分が糸を膨張させるので
濡れはしても,数時間の雨なら問題は無いです。
心配なら 濡れて困るものは ビニール等でくるんで入れて下さい

タンニン染め

染めて洗う行程の確認

永くタンニン染めを続けていると,マンネリになる。  そこで,レベルアップを図るため,洗工場との打ち合わせ試作の仕事です。生地を染めた状態では,タンニンは固まって堅い状態です。 ムラになったり,汚れが目立ったりしますので最終仕上げで,大きな洗濯機で12m程にした生地を洗います。温度設定と洗う時間を決めています。永年継続することで,色ぶれは殆どいなくなりました。
問題点は あまり時間をかけて洗うとタンニンがはげ落ちてしまい,経年変化で色が変わる効果を失ってしまうことです。 洗えば良い事と デメリットがある訳で, 色落ち問題より タンニン染めの効果を大切にしたい!
そのぎりぎりの試作をやっています。

タンニン染め

できるだけ染め上げの状態できれいに洗う事
今回のテスト反では微妙です。まずは このデーターで今回は洗うことにしました。
もう少し水温を低温設定にして試す事にしました。その結果が良ければと期待しています。
今回は9号帆布での試作です
6号9号 色の感じはどうか?と聞かれると,生地の打ち込みなどから染料の入り具合が6号の方が良いようで,少し濃いめになりますね。  帆布以外の織物でタンニン染めをやっていましたが。糸の撚りのあまいものや 太番手でざっくりした織物では繊維の中にタンニンの粉が入りやすいので
濃くなります。
どうしてやらないの?
継続性が無い企画は私達業者にはメリットが無いのです。

タンニン染め