荒れ地,,原野 強者どもの夢のあと

夏の季語はヒマワリだ

何処へ行ったも日本は暑い
農作業は なお過酷です 日中の外は40℃を越すでしょう
1時間も作業は絶えられない。 アクエリアスが友である
今年は 綿の栽培を止めにした 
理由は 言い訳! 煩雑な作業が一年間続くのが一番かな
家庭の事情も重なった。 
そんな訳で 今年は畑が荒れ放題になっている
1週間に最低3日のGardenへの顔出しが 一ヶ月も行かないと
荒れ地,,原野 強者どもの夢のあと と化す

あれ放題は そこを管理する人の気分を表す? やる気を無くされた様だよ。 体でも悪いのかね?
  本人はいたって元気だが,今シーズンは体を鍛える時間に重きを置いているのよ! 等と 看板を掲げる訳にはいかない

 タンニン染め生地は マニアックだなぁ! ここにたどりつく人達は 普通の物では満足できないのです。 それを使いだすと他の物には目が行かなくなる。夢中になる訳だ。 さしずめ私はその伝道師とも言えなくはないな。


 

写真機を使いこなすには?

頑丈だった体が自慢の私でした
近頃 急に馬力がなくなって 疲れます
これが後期高齢者の仕組みなのか!
まぁ,休めば復活しますが,回復が遅いのです

ちょっと張り込んで一眼レフを買いました
爺さんには 今からでは 大変でしょう
そんな眼で見られながら,買ってきました
なるほど,,訳がわかりました
説明書を読みながら,とにかく写せます
しかし,数日すると 頭は白紙状態
また,説明書を読み返す
2時間も格闘しても,最初の説明を忘れてしまう
記憶力が悪いのに,さらに悪化 

負けじ魂が残っています
私の見たものを正確に写して 皆様に伝える
文章より 写真ですから
がんばってみる事にします

岡山倉敷に行く

先日おとずれた帆布を織っている工場さんです

先日 20年は付合っている織物を織る工場に行ってきました
ガチャガチャシャトルが左右に動き やかましい工場ですが ここで出来る帆布を
タンニンで染めるベース生地にさせてもらっています

糸を撚り 機械に設置するまでの ややこしい作業を経て 織機に乗せ 
ガチャガチャ織り始めるまで 意外の行程の多さに 頭が下がりました

しばらく振りにおとずれた工場は 100台近くの機械が休み無く動き
盛況の様です 斜陽産業の代名詞だった繊維業 ほとんどの人が止めてしまったのに
最後に生き残る会社は凄いと思いました

 そこで出来た織物を染める私達 やはりがんばらなければ
流行を求めて忙しく動く人達とは 無縁である事は勇気がいります
 
 改めて 続けることの大切さを痛感しました

あきらめない事です

あきてしまった
あとちょっとなのに,止めてしまう
長くやっていた事なのに
やめる言い訳 やめるタイミングもある
私はしぶといタイプである

長く生きてきたけれど あきらめないで良かった事の想い出
学生時代21歳の夏 長野青木湖のセミナー合宿でのこと

前日マージャンを朝までやって寝不足
午前中,皆で白馬八方尾根まで上る
午後青木湖で泳ぐ事になる もう一名と勇んで湖の中ほど迄
距離にして200m〜300mの沖合に
振り返ると泳いでいるのは私一人,,連れは早々に引き返した様だ
不安がよぎる。 帰れるだろうか? ちょっと水を飲む,,
脚がケイレン
ダメだ! 体が動かなくなって,沈んでしまう
青木湖は水深が深い,底にひきこまれる
ヤバイ,もがいて水面に顔を出して空気を吸い込む
ボウフラ状態になって
同じ場所で沈んだり浮んだりを繰り返す事に
 ここで死ぬんだ,,オヤジやオフクロごめんなさい
そこで覚悟は決まったのですが, もう少し もがく事にしました
しばらく ボウフラ状態を繰り返していると
 冷静になってきました
力を抜こう,ゆったりすると良いかな? 
偶然 近くを通りかかった手漕ぎボートが おぼれている私を見つけてくれたのです

 あの時 あきらめていたら 今の私は無い訳です
 ダメだと思っても,対策を練ってみる
 沈んでも水面に顔を出して息を吸って また沈む
これを続けてるうちに 冷静になれ 見つけてもらえた訳です

短期間に良い結果がたまたま出る事もありますが,世の中そんなに上手くいきません
 あきらめないで じっくり取り組めば人が出来なかった事も出来るかもしれません
がんばってみましょう





連休が始まったけれど,,

5月の花 牡丹 草を取ったり 肥料をあげたり 面倒くさいけれど 咲けば嬉しくなる
回りでは田植えの準備が始まった 花の命は短い 1週間だもの

島根松江の作業が終わって滋賀に帰還。 Matuo Gardenの手入れは3週間ぶりだった
一面雑草に覆われてしまっていた。 予想通りの事とはいえ やはりガッカリ
一日草刈機で歩けるようにしたけれど,流石に昨晩は疲れて ぐっすり
 
今年は綿を植えるのを止めることにした
様々な事が重なって 何かを止めないと 時間が取れない
まず,Gardenの綿栽培をお休みにします

野菜は買うことにします  そして花を植えることに

人まねでは成果は上がらない

最近感じることだけれど 何かをやろうとする場合には
先人達の 進め方を参考にしがちだ
 それでは注目を集められない
誰もやらない事を プラスしてみたい
結果的には 案外同じことをやっていることもあるけれど
まったく同じではない
 
 タンニンで染める仕事も人まねで始めてはいない
柿渋染の失敗や最初の頃のタンニン染めの失敗の上に
現在がある  

 前回の色と同じで無くても良いという 考え方が基本になりました
使用する粉も生物から作る,場所も違う,条件が違えば 同じになる筈が無い
大体同じであれば良い  出来栄えが良いことが条件です
 
今度の上がりは良かったね
こんな会話で現場は安心する

まずは信頼関係を構築する事
問題の解決は 同じ意識を持ってもらうことから。 10年を越える関係から出来上がっている
 お客様重視になりがちな商取引です
でもそのために現場に負担をかけると継続が出来なくなる 私達のタンニン染めは
どちらかと云えば 現場重視となっています
作り手が気を抜けば良いものが出来ないのです

  そして正直に加工することです
化学染料と自然染料をミックスして加工して草木染めと自負する業者が当たり前となりかける現状は悲しい

タンニン染め撮影

タンニン染めの現場です
これがタンニンですよ

帆布のキバタは綿の色で少しベージュ掛った白です
これをロール状に300mセットされたジッカー染色機に このタンニンをすり込むのです。 と言っても タンクにタンニン溶液を柄杓で注いで シャフトで輪転する帆布に溶液が付着させるのですが,何度も巻き戻しを繰り返して
均一になるまで続けます。 そして付着したタンニンに魔法をかけます
 それが媒染作業です  希望の色にならなければ もう一度タンニンの溶液を染み込ませる作業を繰り返します

天然の材料なので 化学染料の様なレシピで必ず同じ色に上がる訳ではなく
微妙に違いがでるために,手直しは職人の技になります
これは10年以上続けてきた経験が生かされる訳です

タンニン工場に行く

写真が必要になりました 簡単なカメラではダメです!との依頼
一眼レフで撮って欲しい  
富士フルムのxt20を買ってしまう
 にわかカメラマンに変身して工場に乗り込みました



ストレスとお金の関係

Matuo Gardenを立ち上げて、永年の放棄地をコツコツ整理して
野菜や花,果樹を植え 小屋を建て 棉を栽培
450坪の広さの管理を思い立って6年
お金に成りますか? 等と問われると,,一言も出ない
もっとも 金儲けはへたくそだ

お金目的なら 私には他のやり方でやるだろうが,そのお金の為には ストレスもかかる

暢気に 植物を見ながら過す時間は 何事にも替えられないのです 高級旅館に泊まって美味しい物を食べるより 自分でそだてるネギで鍋を囲む方が体に良いとしている

田んぼが荒れていると草を刈りたい! と血が騒ぐ
そして,草を刈る 側から米を作りなさい 等とささやかれる
いやいや,,米作りをしてお金にしたくないです

随分とお金が有るんですね? お金が有れば安心ですよ!

ほっといてくださいょ! 今までにお金を稼ごうと必死に働いて疲れてしまったのよ,、 等とは決して言えない

継続は力なり 

継続は力なり
東京から滋賀に移って8年が経ちました
意外にも根強くタンニン染めが続きます

時々 持ち出すと 何だか新鮮です
化学染料で染めた それらしい加工の物との違いは
そこです。 染料が生きている と云わせて下さい

化学染料は時が経てば退化するのですから,日ごとに色あせするのです

栗のシブとミモザの粉で染める薄ベージュは 黄色味の仕上がりです。時が経つほどに赤味を帯びたベージュに変わります

散々春から夏に使っていて物入れに眠っていたバッグを今ごろ取り出して見ると,何だかびっくりするほど新鮮に見えるのです。

使い込むと云うより 新しくなった感じでしょうか

半端な生地では歩ずれたり,破けたりしますので
特別帆布でも打ち込みの良い9号帆布と6号帆布で染めています。 それからしっかり打ち込めるシャトル織機で織った物だけに絞っています

何かと価格競争の激しい時代ですが,最上級の素材として認められて来ました

機屋さんも染屋さんも替えない。 洗屋さんも替えません。 そのことで起きる品質のトラブルは起きなく,益々信頼の深まる素材になっています