旅はタイムスリップ

旅はタイムスリップ

2021年4月19日 オフ 投稿者: hiyoshimaru watabe

日常生活から離れるために時々旅に出たくなる。理想は長期の外国がよろしい
よっぽどの転期でない限り、そういう訳にはいかないものだ
仕事が一段落した時などに 行きたいなぁ と常日頃思っていた場所に

そこでのめぐり合い 新しい発見もある
一番良いな と思うことは 遠く離れたところから客観的に自分を見つめ直すこと
ぼんやり風呂に浸かってみる自分
微かな風を感じながらのんびりする自分
ほろ酔い気分も良い

若い頃は 行動的で それこそ高速度で動き回っていたけれど
今頃は 静かに身体を休めることが 何よりになった

私の思い出に残る旅は
20年ほど前 ネパールに仕事に行った際
カトマンズから3時間ほど離れた山の上にあるホテルで一人3日程過ごした事があった
誰とも連絡が取れないけれど、景色は抜群で言葉はネパール語 全く孤独な日々
そこで色んなことを考えた

邪魔が入らないのも良い
国外逃亡は逆の場合もある
イギリスに一人で行った時
連絡が来ない呑気なスケジュールで
ロンドンの雑踏の中でi-Hhoneを落としてしまった!

さて、困った
これが頼みで旅をしたのに、無くしてしまい日本と連絡が取れなくなったのだ
なんとかMacBookを使ってメールを立ち上げたこともあった

この様なあってはならない出来事は必ず起きる
インドではホテルに行くのに、いかがわしいタクシーが変な旅行会社に連れ込んで
旅行スケジュイールのパックを組み換えさせようと、しつこく迫ったこともあった

タイのバンコックで 日本へ帰る朝に 時間を2時間、間違えて朝の外歩きをやっていた
大慌てでタクシーの中で着替え、やっと間に合った事もあった

旅は自分が主人公のドラマでもある
手に汗握り、脂汗をかき、心臓ドキドキ そして電車に乗って自宅のドアを開ける
しばらくは どこにも行こうとは思はない自分がいる

最近は自粛強制状態なのですが
毎月 島根松江に行って農家を始めている
旅から旅の旅鴉から 一歩進歩している
350kmの距離を車で移動する

そこは私の育った場所でもある
移動はするけれど農耕民族になったのだ
少しタイムスリップ