タンニンの最後の洗う前の生地でバッグを作って,製品にしてから洗ってみた
少し洗い過ぎた感あり.ゴシゴシこすり過ぎた感じだ.
夏も終盤
ピッケ織りでタンニン染
ジッカー染色と帆布
タンクに入れたタンニンパウダーを水でとかし、かき混ぜながら生地にしみ込ませます
この時には特別な浸透剤などは使いません。
50mの生地をつなぎ合わせて,300m程生地をそめます 。ジッカー染色機でタンクの中で巻き込んだり,巻き戻しを3~5時間続けます。 これは長年の職人の勘で進める作業です。最後に媒染剤を入れて色を変化させます。色止めも兼ねます。 糸の撚りが緩いもの、織り込みが緩いものは繊維の中に入りやすいので、濃度が濃く上がります。 使う帆布は10番の糸を2~3本撚ったものを使います。またシャトル織機でシッカリ打ち込まれていますから 糸の中にタンニンが入り難いのです。色が入るまでに時間がかかってしまいます。 また、タンニンは水に溶けるとぬるぬるになるので、作業は困難を極めます。 染工場の親父は 大変です。暑い、汚れる、キツイ! 生地の投入作業から乾燥まで3日、1000m程の作業なら1週間を見なければ成りません。 自然の良さが見直される時代です。たとえば、ワインは年の天候によって、場所によって、同じワイナリーで作られても同じ味わいには成らないけれど信頼がそのワインをさらに良いものにします。この染工場で染めるタンニン染も,年月を重ねて,同じ事が言えるのでは無いでしょうか。
夏休み
暑い夏をどう乗り切るか?今年は特に暑さが厳しい
私は8月後半の日曜日,能登半島でトライアスロンにエントリーしているため,最後の練習で暑さ処ではないのですが,それなりに身体は涼を求めます。50kmの山道を走っている時に,水音の聞こえる谷に降りて,身体を浸けると,なんと幸せな事か! 高齢なるがゆえに感じる回復力の衰えは,わたしの前に大きく立ちふさがってきますが,シツコクじっくり立向かいます。 筋肉の回復期は48時間。一日使った筋肉は一日休めて,鍛える方が効果が有る事が 今になって分かってきました。
自転車で
夏は暑いのが当たり前.部屋にはいってクーラーを付けて,ノンビリするのは現代風 .戦後の始めには,外に出て,虫取り,水遊び,団扇でした まだ空気が熱されない午前中,緑の多い山道を自転車で登り一気に走り下ると,谷側からのひんやりした空気が 気持ち良く幸せを感じます. 昨日は55km信楽往復